第33回日本臨床内科医会総会のお知らせ

4月17日(日)東京・新橋駅近くの第一ホテル東京に於いて、埼玉県内科医会が担当し第33回日本臨床内科医会総会を開催いたします。

なお、前日の16日(土)には、同ホテルにて理事会と代議員会並びに各種委員会が開催されます。

17日(日曜日)の総会は、日本医師会、日本内科学会、埼玉県医師会の代表の方々のご臨席のもと午前10時に開会し、代議員会報告、各部会・委員会報告、さらには表彰式等を行い、正午より、ランチョンセミナーとして2題を予定しました。

ランチョンセミナーのテーマⅠは「地域包括ケアシステムにおける認知症ケアネットワークの役割」と題し、埼玉精神神経センター及びさいたま市認知症疾患医療センター・センター長の丸木雄一先生にご講演をいただきます。超高齢化社会を迎え、今後、ますます認知症対応の重要性が増してまいります。臨床内科医にとって大変時局を得たお話が聞けると思われます。

テーマⅡは「超高齢化時代における心不全診療」と題し、自治医科大学附属さいたま医療センター・センター長の百村伸一先生にご講演をいただきます。高齢者に多いといわれる拡張期心不全などの診断や心不全治療のポイントについてのお話が聞けるものと期待しております。

ランチヨンセミナーに続いて、13時より特別講演を2題、予定しました。

「特別講演Ⅰ」は埼玉医科大学病院感染症科・感染制御科教授の前㟢繁文先生より、「新興感染症の危機管理。エボラ、MERS、そしてインフルエンザ」の演題でご講演をいただきます。いつの時代においても、臨床医は新興感染症についての備えを常に考慮しておかなければなりません。

「特別講演Ⅱ」は埼玉医科大学かわごえクリニック院長の片山茂裕先生より「心血管イベント予防のための糖尿病治療」をご講演いただきます。糖尿病治療の最終目標は合併症による死亡をいかに減らすかであって、ややもすると血糖値やHbA1c管理のみに関心が行きがちとなります。素晴らしいご講演が拝聴できるものと思われます。

なお講演会終了後、同ホテル4Fプリマヴェーラに於いて、ささやかでありますが出席の皆様方と懇親を深める会を予定しております。ぜひともご参加をお待ち申し上げております。

また4月15日(金)から17日(日)まで東京国際フォーラムで日本内科学会総会と第113回講演会が開催されます。東京国際フォーラムと第一ホテル東京は比較的至近の距離にあります。内科学会総会に参加し、同時に当会にもご参加頂けますので、ご案内申し上げます。

第33回日本臨床内科医会総会 会頭 畑 誠

※新橋駅のホーム中央あたりから地下鉄を目指して行くと地下道で第一ホテル東京まで行くことができます。