第34回日本臨床内科医学会について

 第34回日本臨床内科医学会は、新型コロナウイルス感染症の流行状況が予測不能であるため、令和3年9月19日、20日の2日間にわたり「オンライン」で開催いたします。
 昨年9月に開催される予定であった医学会が、新型コロナウイルスパンデミックという思いもよらない緊急事態により延期されたため、10月には「第34回日本臨床内科医学会臨時WEBセミナー」を初めての試みとして実施いたしました。多くの先生方のご参加を頂き充実した素晴らしい学会となりました。
 今回の医学会のテーマは「2020+1 うつくしまふくしま~明日への夢と希望を紡ぐ~」。そこに3つの意味を込めました。まずは東京オリンピック・パラリンピックと同年開催という「夢の実現」、二つ目は美しいふくしまの四季を皆様にぜひ紹介したいという「希望」、そして三つ目は東日本大震災からの「復興への望み」です。
 プログラムでは、知事講演をはじめとした特別講演3題、特別企画5題、実践講座5題、レクチャー7題、喫煙関連講演、ワクチン関連講演、保険審査委員会企画、開業医の経営学、医業承継および会長講演を予定しております。更に若手医師の養成を目指した「地域症例検討会」を企画しました。数名の研修医の先生方にプレゼンをしていただき、指導医や、医学会に参加されている先生方に評価して頂き、上位3名の優秀なプレゼンを表彰いたします。その他の企画、セミナーもご用意してあります。本学会参加者の皆様には、日本臨床内科医会と日本医師会から生涯教育講座の単位が付与されます。
 新型コロナウイルスパンデミックという状況下での医学会開催には様々な制約や困難がありますが、臨床内科学における最新の知識を会員の皆様に得ていただき、明日からの診療のさらなる糧となりますよう努めてまいります。多くの皆様のご参加をお待ち申し上げております。

第34回日本臨床内科医学会
学会長 山本  純

○会員発表及び指定演題は4月15日(木)~6月4日(金)正午まで募集しています。
詳細は、第34回日本臨床内科医学会のホームページをご覧ください。