日本臨床内科医会では2000年11月にインフルエンザ研究班を発足させ、それ以来毎年「ワクチンの有効性と安全性」、「抗インフルエンザ薬と迅速診断キットの有用性」に関する数多くの臨床的疫学研究を行なってきました。
インターネットを用いて、全国の会員から多くの臨床データを収集し、素早く解析、纏めて発表を行なっています。
その間にA香港,B型の大流行、アマンタジン耐性化、オセルタミビル耐性ソ連型の出現、パンデミックH1N12009の流行など様々な出来事に遭遇し、その都度新知見を数多くの論文に纏め、国内外の雑誌(CID、J.I インフルエンザ誌など)や学会(Option5~7、感染症学会、内科学会等)で発表してきました。
お陰さまで今日では日本臨床内科医会のインフルエンザ研究は、国内外で高い評価を得ています。
この度、インフルエンザ研究班発足10周年記念式典が7月17日東京にて開催され、功績があった諸先生が表彰を受けました。